リバプールにクラブ史上最高額の移籍金で加入した、エジプト代表FWモハメド・サラー。プレシーズンマッチでゴールを量産し、リーグ開幕にも大きな期待を抱かせている。
サラーがスイスのバーゼルに所属していたころから彼に注目してきたというユルゲン・クロップ監督は、「サラーはバーゼルにいたころから良い選手だったと思う。彼は素晴らしい選手なんだ。今回何とか彼を獲得することができた」と活躍を喜んだ。
昨季のリバプールはシーズンの大事な時期に失速。クラブOBなどからはアフリカネイションズカップ出場のためチームを一時的に離れた、セネガル代表FWサディオ・マネの穴が大きいのではないかと指摘された。
クロップ監督も「少しマネに頼りすぎている試合があった」と認める。
「我々はさらなるテンポを必要とした。とても技術に優れた創造的な選手たちを手に入れてきたが、マネのように最終ラインの裏を取れる選手がいなかった。だからサラーを欲したことは意味があるし、彼を獲得できて幸運だった」
《岩藤健》
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