2002年にFC東京に入団した石川は持ち前のスピードとドリブルでレギュラーを奪取。クラブの天皇杯優勝などに貢献した。しかし、2015年に左ヒザ前十字靱帯断裂の重傷を負ってからはケガに苦しみ、今季も出場がなかった。
一方の長友は明治大学在学中の2007年に特別指定選手としてFC東京に参加。同年7月のナビスコ杯で公式戦デビューを果たすと、翌年にはサッカー部を退部して在学中からFC東京と正式契約を結んだ。
ふたりは長友がイタリアのチェゼーナに移籍するまで、同じチームで戦った。
「ナオ(石川直宏)さん引退表明。僕がFC東京に入団した時、プロでやっていけるか不安だった自分を、励まし、勇気づけてくれたナオさんを今でも忘れない。怪我をしても前を向き、進み続けるその生き様は多くの人に勇気と希望を届けたと思う。尊敬するナオさんの残りの現役生活を心に焼き付けたい」
ナオ(石川直宏)さん引退表明。
— Yuto Nagatomo | 長友佑都 (@YutoNagatomo5) 2017年8月2日
僕がFC東京に入団した時、プロでやっていけるか不安だった自分を、励まし、勇気づけてくれたナオさんを今でも忘れない。
怪我をしても前を向き、進み続けるその生き様は多くの人に勇気と希望を届けたと思う。
尊敬するナオさんの残りの現役生活を心に焼き付けたい
長友の投稿にはファンから、「ケガに泣いた選手ですよね。でも、あのドリブルは忘れません!」「ナオさんのサイドアタックは忘れません」「初めて見に行った試合は長友もナオも出てた。ナオには最後まで頑張ってもらいたい」などの声が寄せられている。