リーグ・アンのパリ・サンジェルマン入団を発表した、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス。マンチェスター・シティ加入に近づいているとされていたが、世界最高峰のサイドバックがドーバー海峡を渡ることはなかった。
なぜ心変わりしたか理由は明かさなかったアウベス。だが入団会見では「ペップ・グアルディオラの気分を害したなら謝りたい」と、マンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督に謝罪する姿もあった。
「マンチェスター・シティや英国の他クラブからの関心もあった。プレミアリーグは魅力的なリーグだと私はいつも言っていた。それは英国の人々の情熱やサッカーへの接し方によるものだ。シティもプロジェクトも私にとって興味深いものだった。私が加入しなかったことでペップ・グアルディオラを厭な気分にさせたのであれば、謝ることしかできない」
バルセロナで4シーズンをともに過ごしたアウベスとグアルディオラ監督。恩師からの誘いを断ってパリSG入りしたアウベスだが、「自分の決断を後悔することはない」と力強く語った。
「その決断により生じるどんな結果も受け入れることができる。これから始まる次の章が楽しみだ。いままでのように王者であり続けたい」
《岩藤健》
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