浦和レッズが逆転勝利、前節で進退言及のミシャ監督「私は生き残った」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

浦和レッズが逆転勝利、前節で進退言及のミシャ監督「私は生き残った」

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浦和レッズのミハイロ・ペトロヴィッチ監督 参考画像(2017年5月31日)
  • 浦和レッズのミハイロ・ペトロヴィッチ監督 参考画像(2017年5月31日)
明治安田生命J1リーグ第18節が7月9日に行われた。浦和レッズは本拠地でアルビレックス新潟と対戦。先制を許すが逆転し2-1で勝利した。

前節は川崎Fに1-4で大敗した浦和。ミハイロ・ペトロヴィッチ(ミシャ)監督が自らの進退にも言及するなか、今節の相手は5連敗中で最下位の新潟。

序盤からボールを支配して優位に進める浦和。前半9分には那須大亮のサイドチェンジを関根貴大がダイレクトで折り返し武藤雄樹がシュート。決定機だったがGKの好セーブに阻まれる。

その後もチャンスはあれどゴールが生まれない浦和。同35分にはCKのボールを奪われてカウンターを受けると、一気にゴール前まで攻め込まれ小泉慶に先制点を奪われる。

1点ビハインドで後半を迎えた浦和だが焦ることなく攻め所を探す。そして後半29分に森脇良太がミドルシュート。ポストに当たって跳ね返ったボールを阿部勇樹が蹴り込み追いついた。

同34分には左CKにラファエル・シルバが頭で合わせる。一度はGKに防がれるが、こぼれ球を自ら押し込んで決勝点を挙げた。


試合後の会見でミシャ監督は、「川崎F戦後に『新潟戦で敗れたらチームを去る』と発言したという報道が一部で出たが、1点ビハインドだったときの心境は」との質問に、「それが事実だとしても、私は生き残ったということです」と答えている。

「新潟に負ければ、最初に私が去るという話はしました。ただ、私が何のために発言を行ったかというと、クラブの方々、社長や社員の方々は、この5年半、私と共に非常に素晴らしい仕事をしてきました。そういう方々に圧力がかかる場面で、私はその圧力を自分に向けたかったのです。自分がその圧力を背負うことによって、そういう方々に対して余計な圧力をかけたくない、そういう思いがあったからこその発言でした」

この試合にファンからは、「勝ったのは本当に良かったけど、最下位相手にやっとこさは喜べない」「勝って良かった。この気持ちを次も忘れないでいこう」「今日は内容より結果でよかったと思う」「立て直しには監督交代もひとつの方法だと思ったが、やはり追いついて逆転したときは本当に嬉しかった」「今日は内容より結果でいい試合だったと思う」「もっと若手を起用してほしいけどそういうことができる状況ではなさそうだ」などの声が寄せられている。
《岩藤健》

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