杉田祐一がATPツアー初の決勝進出、日本男子3人目の優勝なるか | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

杉田祐一がATPツアー初の決勝進出、日本男子3人目の優勝なるか

スポーツ 短信
杉田祐一 参考画像(2017年6月20日)
  • 杉田祐一 参考画像(2017年6月20日)
男子テニスのアンタルヤ・オープンが6月30日にシングルス準決勝を行った。杉田祐一はマルコス・バグダティスと対戦して6-3、6-7、4-1(相手途中棄権)で勝利。ATPツアー初の決勝戦に駒を進めている。

元世界ランク8位のバグダティスと対戦した杉田は1度もブレークを許すことなく第1セット先取。だが続く第2セットではバグダティスもプレーのレベルを上げ奪い返した。

勝負の最終セットで先にブレークしたのは杉田。そのままリードを保って迎えた第6ゲームで、バグダティスは体調不良を訴えコートに倒れ込んでしまう。メディカルタイムアウトを取ったバグダティスだが試合に復帰することはできず、思いがけない形で杉田が決勝に進出した。


初優勝へ王手をかけた杉田にファンからは、「勢いに乗ってるし久しぶりにワクワクする感じがある」「直前の大会でフェデラーと対戦したのも大きな経験になってる」「第2セットをタイブレークで落としたときは心配したけど、最終セットも常にリードしてたね」「あとひとつ勝って何がなんでも優勝してほしい」などの声が寄せられている。

日本男子のATPツアー優勝は1992年に韓国オープンを制した松岡修造が史上初。2008年には錦織圭がデルレイビーチ国際テニス選手権で16年ぶりふたり目のタイトルを獲得している。もし杉田が優勝すれば錦織以来9年ぶり3人目の日本男子優勝者となる。
《岩藤健》

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