ニュージーランドに行ってきました。もっとも驚いたのが、「ジャパニーズレストラン」が本当に至るところにあること。昔バックパッカーをしていた時、日本料理屋を見ることは本当に少なかったので。ワーキングホリデービザなどの影響で多数の日本人が住んでいるニュージーランド。それゆえなのでしょうか。在オークランド日本国総領事館のデータによると、2016年のオークランドにおいての在留邦人数は9027人。(ちなみに、オークランドの総人口は約140万人)「在留邦人」とは外務省によると海外に3か月以上在留している日本国籍を有する者を指すそうですが、旅行者、短期留学者などを含めればさらに多数の日本人がここオークランドには滞在しているはず。いずれにせよ、日本人が運営している「ジャパニーズレストラン」こと日本料理屋があるというのは、日本人旅行者にとっても、日本人滞在者にとっても、もちろん日本食の好きな旅行者、ニュージーランド人にとっても素晴らしいことでしょう。旅行中、実際にオークランドに旅行経験があったり、在住経験のあった友人たちに「オークランドでオススメの日本料理屋」について忌憚のない意見を聞いてみました。以下はその一部です。(ニュージーランドを1ヶ月ほど旅行した経験のある友人)(ニュージーランド在住経験のある友人)かなり率直な意見が返ってきましたが、共通して出てきたのは「タンポポ」なるラーメン屋の存在。超絶辛口で知られる僕の友人が「まぁ食べれる」と評価したということは、よっぽど美味しいはずです。これは行ってみるしかない!!「TANPOPO Ramen(タンポポラーメン)」があるのはココ。スタッフ曰く、おすすめは「タンポポラーメン」(15ニュージーランドドル)か、「味噌豚骨ラーメン(12ニュージーランドドル)。ちなみに、2017年6月現在で1ニュージーランドドルは約80円。せっかくなので、店の看板を背負った「タンポポラーメン」を頼んでみました。もう、見るからに美味しそう。う…うまい!!スープに絡む細麺。ちょっと辛めのクリーミーな豚骨スープに塩ベースのスープをブレンドしているそう。(Noodles in Special Creamy Pork base soup blended with Salt base soup.)これは美味しい!日本を離れてしばらく経つ人にとっては、「感動する味」といっても過言ではないと思います。僕が半年ほどバックパッカーをしていたとき、もっとも恋しかった日本食はダントツでラーメンでした。当時の僕がこのラーメンに出会っていたら間違いなく泣きます。替え玉も頼んじゃいました。(2ニュージーランドドル)スープまで飲み干して、ご馳走様。公式ホームページによると、店主、栗原道生さんは1968年東京生まれ。96年にワーキングホリデーで初めてニュージーランドの地を踏みました。2005年の2月に会社(Blue Horizon Restaurant Ltd)を設立し、同年8月パートナーと共に、晴れてタンポポラーメンをオープンしたということです。「移民の国NZで本物の日本のらーめんをつたえたい、NZ在住数十年の日本人の方たちにも、納得して頂けるらーめんを作りたい!!」(公式ホームページより)こういった情熱から、日本で食べられるような美味しいラーメンと遜色ないクオリティのラーメンが生まれたのでしょう。こういったラーメン屋があれば、日本への帰国欲求が半減する在住者も多いはず。オークランドを旅行する人も、現地の食事に飽きたら一度は訪れてみてください。ニュージーランド航空公式ホームページ