JR仙台駅(仙台市青葉区)の在来線乗り場と新幹線乗り場を結ぶ乗換通路でこのほど、かつて東北地方の国鉄在来線で運行されていた特急・急行列車のヘッドマークの展示が始まった。仙台駅が今年で開業130周年(12月15日)を迎えるのに合わせて企画された。
展示されているヘッドマークは11個で、機関車に取り付けられていた『はつかり』『ゆうづる』『はくつる』と、ボンネット型の特急電車・気動車に取り付けられていた『はつかり』『ひばり』『ひたち』、イラスト幕タイプの『ひばり』『やまびこ』『ゆうづる』、急行形電車に取り付けられていた『まつしま』『みやぎの』。いずれも1950年代から東北新幹線の開業前まで運行されていた列車だ。
JR東日本グループの車両メーカーである総合車両製作所(J-TREC)がレプリカを製作し、6月19日から展示されている。J-TRECは「JR仙台駅をご利用の際は乗換通路のヘッドマークの展示をご覧いただき、当時のヘッドマークを取り付けて走行していた列車の思い出をお楽しみください」と呼びかけている。
《草町義和@レスポンス》
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