サニブラウン、男子100mを10秒05で優勝「9秒台はそのうち出せれば」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

サニブラウン、男子100mを10秒05で優勝「9秒台はそのうち出せれば」

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第101回日本陸上競技選手権大会、男子100m決勝でサニブラウン・ハキームが初優勝(2017年6月24日)
  • 第101回日本陸上競技選手権大会、男子100m決勝でサニブラウン・ハキームが初優勝(2017年6月24日)
  • 第101回日本陸上競技選手権大会、男子100m決勝(2017年6月24日)
  • 第101回日本陸上競技選手権大会、男子100m決勝(2017年6月24日)
  • 第101回日本陸上競技選手権大会、男子100m決勝前に雨が降る(2017年6月24日)
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  • 第101回日本陸上競技選手権大会、男子100m決勝(2017年6月24日)
  • 第101回日本陸上競技選手権大会、男子100m決勝(2017年6月24日)
  • 第101回日本陸上競技選手権大会、男子100m決勝(2017年6月24日)
「レース前はものすごく楽しみで、ワクワクしている感じが止まらなかった」。緊張よりも楽しみが増したサニブラウン・ハキーム(東京陸協)が第101回日本陸上競技選手権大会の男子100m決勝を制した。

6月24日、大阪。ヤンマースタジアム長居で大会第2日目が行われた。男子100m決勝の開始30分前には入場者数が1万9500人を超え、多くの陸上競技ファンが今年の100mナンバーワンが決まる瞬間を見届けようと会場に足を運んだ。

昨年のリオデジャネイロ五輪男子4×100mリレーで銀メダルを獲得したケンブリッジ飛鳥(ナイキ)、桐生祥秀(東洋大)、山縣亮太(セイコー)が出場。さらに6月10日の陸上日本学生個人選手権で追い風参考ながら国内試合で日本人初の9秒台を叩き出し、勢いに乗る多田修平(関西学院大3年)も顔を並べる。

ひときわ注目を集める4人とスタートで並んだが、サニブラウンは「もともと緊張するタイプではないので緊張はしていなかった」と振り返った。

ガーナ出身の父、日本人の母を持つ18歳。日本短距離界で期待はされていたが、昨年の日本選手権は直前に左太ももを負傷してレースを辞退。同時にリオデジャネイロ五輪出場の夢も消えることになった。

スタート前に大粒の雨が降り注いだヤンマースタジアム長居。勝利の女神はサニブラウンに微笑んだ。自己ベストで大会タイ記録となる10秒05(追い風0.6m)で走り抜け、8月に英国ロンドンで開催される第16回世界陸上代表の座を手にいれた。

「しっかりとした調整をして臨んだわけではなかった。ピークは8月(の世界陸上)に合わせている。それが頭に入っているので、あまり焦らず来れたのが大きかったのではないか」

サニブラウンは日本選手権ではなく、その先を見据えて大会に臨んでいた。その可能性はあるにしても、ケンブリッジや桐生のように「日本人初の9秒台」と期待されるプレッシャーも少なく、ただ挑戦者として臨めばいい。それが結果につながったのだろう。

また、サニブラウンは100m決勝を前に200m予選にも出場していた。

「体が少し固まっていたので柔軟を多めにしていた。200m予選があってよかったのかな」

9秒台については「そのうち出せればいい」と気負わない。その“マイペース”な性格は世界の陸上界にとっては脅威になるのかもしれない。「世界選手権でも結果を残したい。いいテンポで(体が)作れてきていると思う」という言葉が頼もしい。


3位に入ったケンブリッジは「体は動いていたので勝ちにいったつもりだが、思った以上に走れなかった。(サニブラウンは)強かった。次は負けないようにしたい」と悔しがるが代表入りは濃厚。レース後は前日の準決勝後に違和感を覚えた右太ももをアイシングする姿が見られた。

桐生と山縣は表彰台すら逃してしまった。4位の桐生は「現時点では3人の方が上。置いて行かれないように、それを追い抜くような選手になりたい」と気を引き締め、6位の山縣は3月のケガで調整が遅れたこともあり「自分の体調管理能力のなさを反省している。とにかく鍛え直すしかない」と渋い表情。

2位に入ったは多田は「晴れ(の日の試合)と同じ感じで走ろうと思った。スタートが(5月の)セイコーゴールデングランプリからハマり、そこから調子が上がってきた」。リオデジャネイロ五輪銀メダリストのジャスティン・ガトリン(米国)にも褒められたスタートダッシュで、ケンブリッジ同様に世界への切符もほぼ決まった。

第101回日本陸上競技選手権大会は25日まで。第3日目は男子パラリンピック種目レースや女子100mハードル、男子110mハードル、男女5000m、男女200mの各決勝が行われる。

●第101回日本陸上競技選手権大会 男子100m決勝リザルト
1位:サニブラウン・ハキーム(東京陸協)10秒05(大会タイ記録)
2位:多田修平(関西学院大)10秒16
3位:ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)10秒18
4位:桐生祥秀(東洋大)10秒26
5位:川上拓也(中央大)10秒38
6位:山縣亮太(セイコー)10秒39
7位;高橋周治(愛知医科大)10秒43
8位:九鬼巧(NTN)10秒45
《五味渕秀行》
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