バーンズは2014-15シーズンにオーストラリアAリーグの最優秀選手賞を獲得。2015年1月にはオーストラリア代表としてアジアカップ制覇にも貢献し、鳴り物入りで同年7月にFC東京へ加入した。
だがJ1では通算26試合出場で3得点。今シーズンはJ3のFC東京U-23で試合に出場するなどしていた。
バーンズはクラブを通じて「このたび、FC東京を離れることになりました。クラブを去るのはとても寂しいですし、仲間と別れることを残念に思います。FC東京での2年間は自分にとって貴重な経験の連続でした」とコメントを出している。苦しい時期もあった2年間を振り返り、「もちろん良い時もあれば、そうでない時もありましたが、そのどれもが自分にとって大切な思い出です。そして、FC東京の16番のユニフォームに袖を通せたことを誇りに思います」としている。
選手情報
— FC東京【公式】7/8鹿島戦 (@fctokyoofficial) 2017年6月23日
このたび #ネイサンバーンズ 選手との契約が満了となりますのでお知らせいたします。6/30(金)までのトレーニング、ファンのみなさまとのふれあいには参加いたします。選手コメントはこちらhttps://t.co/CElXorArJb #fctokyo #tokyo pic.twitter.com/RTnfiezIyQ
バーンズの退団にファンからは、「バーンズは本当にもったいない選手だった。根気よく使い続ければいい結果を出してくれたんじゃないかと思うし、残念でならない」「天皇杯でもベンチ外だったからおそらくと思っていたが…」「残念だけど本人のためでもある。移籍先で活躍してくれ」「現役オーストラリア代表でAリーグMVP。実力がないはずはない。やはり使い続けてあげないと実力も発揮しづらいだろう」「運やタイミングっていうのは大事だな」などの声が寄せられている。
「FC東京のこれからの活躍を心から願っています」と言うバーンズ。選手としては離れることになったが「将来、何かの形でまたFC東京に関われることを心から楽しみにしています」とした。