2年ぶりのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝でレアル・マドリード(スペイン)に敗れ、ユベントス(イタリア)はまたも欧州制覇を寸前で逃した。
先制されるも前半27分にマリオ・マンジュキッチのゴールで追いついたユベントス。だが1-1で折り返した後半に3失点して1-4で敗れた。
ユベントスでのプレー経験もある元ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFハサン・サリハミジッチ氏は、「難しい試合だった。もちろん私はユベントスを応援していたよ」と決勝の夜を振り返る。
「後半のレアル・マドリードは本当に良い戦いをしたと思う。クリスティアーノ・ロナウドは信じられないほど良い選手だ。いつも必ず正しい場所にいる」
言葉を探すように話すサリハミジッチ氏。CL史上初の連覇を達成したレアルに「彼らは素晴らしいチームだ」と賛辞を贈った。
「だが、ユベントスには来年もまたチャンスがあることを願っている」
《岩藤健》