サッカーのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝が6月3日に行われた。試合はレアル・マドリード(スペイン)がユベントス(イタリア)を4-1で下し、史上初の大会連覇を成し遂げている。
前半20分にクリスティアーノ・ロナウドのゴールで先制したレアルだが、同27分にマリオ・マンジュキッチのゴールで追いつかれ1-1で折り返す。連覇を目指す前回王者が強さを見せたのは後半だった。
後半16分にカゼミーロのゴールで勝ち越すと、同19分にはロナウドの2点目で3-1と引き離す。終了間際にはマルコ・アセンシオもダメ押しの追加点を挙げて堅守のユベントスに大勝した。
CL連覇を成し遂げたジネディーヌ・ジダン監督は、シーズンを通して選手たちが良好な関係を築き、チームが団結していたことを勝因に挙げている。
「我々の成功の鍵は全員がシーズンを通して、自分が重要だと感じられたことにあった。そして何より選手たちがお互い非常に良い関係でいられたことだ。全員のつながりが素晴らしかった。今日はマドリーのファンにとっても、選手たちや私や家族にとっても歴史的な1日になったと言える」
再び欧州王者となったレアル。来シーズンの成功にも期待がかかる。
「来年はさらに厳しい戦いになる。それは分かっている。また勝てるようにするために必死に努力を続けることが必要だ」
《岩藤健》
page top