共同開発パートナーとして本製品の開発に携わった、サッカー日本代表の長友佑都選手とプロゴルファーの片山晋呉選手が当日は出席した。
「TAIKAN STREAM」が生まれたのは、片山選手のアイディアがきっかけだった。
普段からも付き合いがあるという片山選手とMTGの松下剛社長の出会いは、片山選手がMTGの健康器具、「Refa(リファ）」を利用していたことだった。
「ReFaを購入して、首や手首に使ったり、ポケットに忍ばせて試合中に使っていた。ある時そのことが記事になった。そこで、MTGから話を聞かせて欲しいという連絡が来た」（片山選手）
松下社長はその場で「どう使っているの？男性用には作っていないのですが…」などと片山選手に尋ねたという。ここから親交が深くなり、食事を交わす機会も増えた。
松下社長は片山選手を「アイディアマン」と評する。トップアスリートの視点と、ビジネスマンとしての才覚を併せ持つ片山選手は、以前より自身が考えていた新製品のアイディアなどを松下社長に告げた。
その発想の中から、トレーニングギア「TAIKAN STREAM」が実際に生まれたのだ。
また、このアイディアをアイディアのままで終わらせず、形にした松下社長の情熱、行動力が共同開発パートナーとして製品開発に携わった、長友選手を惹きつけた。
かねてよりMTGがクリスティアーノ・ロナウド選手とコラボレーションして制作した「SIXPAD」などの製品に関心があったという長友選手。松下社長と2016年度にはじめて話したとき、印象に残っている言葉がある。
『商品は人の人生を変えられるのか。変えられるとしたらそれはどんな商品か？』
「めっちゃかっこいいな、と率直な感想を抱きました。オーラがあって、素晴らしい方だと思った。『本物の商品を提供したい。それで人の人生、生活を変えるんだ』という強い思いを松下社長から感じた」（長友選手）
「TAIKAN STREAM」は、水の入ったボトルのようなトレーニング器具。水の不規則な動きを制御しようとする筋肉の無意識な反応、「反射運動」を利用して体幹を鍛えるねらいがある。
「水を使用しているところがポイント。水が不規則な動きをするため、神経や脳を反射的に使うことになります。開発にあたって水漏れをなくし、握る部分を女性からお年寄りまで持ちやすい形に改良しました。いままで味わったことのないトレーニングができる」（片山選手）
「ずっと体幹を鍛える色々なトレーニングを試してきましたが、水を使用して体幹を鍛えるのははじめて。鉄、鉛はありますが。脳とか神経も集中していないと水の動きに対応できないので、自然とコアな筋肉が刺激される。水の量、つまり重さを変えられるのもいい点で、それこそ小学生くらいから重りを少なくしてトレーニングできる。幅広い年齢層がエクササイズ可能です」（長友選手）
「TAIKAN STREAM」は8月下旬よりテレビ通販、9月中旬より量販店で順次販売予定。
