インテルの指揮官に就任したルチアーノ・スパレッティ監督が会見を開いた。同クラブに所属する日本代表DF長友佑都の存在にも言及し、「敵チームにいても良い選手だと分かった」としている。
昨シーズンは同リーグのローマを率いて、クラブ史上最高の勝ち点87を獲得したスパレッティ監督。勝ち点62で7位に終わったインテルの再建を託される。
監督交代が長友に及ぼす影響も注目されたが今回の会見でスパレッティ監督は、「相手チームにいても長友は良い選手だと分かった。何度かミスをすることもあったし、良いプレーをしていた試合も調子の悪い試合もあったが、彼の人間性とプロ意識に関して悪い部分はまったくない」と高く評価。好不調の波は誰にでもあるとした。
ただ、その一方で「同じポジションの選手が余っている」という趣旨の発言もしており、今夏の移籍市場で放出する可能性は否定していない。
《岩藤健》
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