【6月8日プロ野球全試合結果】巨人13連敗で球団ワースト更新、楽天・則本昂大が連続二桁奪三振の日本記録を8試合に更新 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【6月8日プロ野球全試合結果】巨人13連敗で球団ワースト更新、楽天・則本昂大が連続二桁奪三振の日本記録を8試合に更新

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■巨人、西武の13安打13得点の猛攻に屈し13連敗…球団ワーストを更新「言葉が出ません」

巨人は6月8日、メットライフドームで西武と対戦。西武打線の猛攻を受けて投手陣が崩壊し2-13と大敗。球団ワーストをさらに更新する13連敗を喫した。

今日も勝てなかった。投打に奮起を期待した巨人ファンの声援もむなしく、西武の猛攻の前に為す術がなかった。先発の池田駿投手が、初回に栗山巧に適時打を浴びて先制点を許すと、
3回裏には、メヒアの適時内野安打や外崎修汰外野手にグランドスラムをたたき込まれて6失点。序盤で0-7とリードされた。

6回表に阿部慎之助内野手の適時打などで2点を返すも反撃はそこまで。その後も効果的に加点した西武に終始圧倒された。

ファンからは、「いつまでも応援しています。だから諦めないでください」「言葉が出ません」「マウンドに塩をまいてください」「こんなことってあるんだな…」「いつまで負ければ気がすむのか!」「なんとかしようという気持ちが数人からしか伝わってこない」などの声が寄せられていた。



■楽天・則本昂大、8試合連続二桁奪三振で自身の日本記録更新…メジャー記録に並ぶ

楽天は6月8日、Koboパーク宮城でDeNAと対戦。先発の則本昂大投手が8試合連続二桁奪三振を奪う快投を見せ、8-2で快勝した。

楽天は初回、茂木栄五郎内野手が先頭打者本塁打を放って1点を先制。3回裏には指名打者・ペゲーロがソロ本塁打を放ち2-0。4回裏には、藤田一也内野手の適時打や茂木のこの日2本目となる2点本塁打などで3点を追加すると、5回裏にも3点を追加。打線が先発の則本を強力に援護した。

投げては、則本が9回12奪三振2失点の完投勝利でチームの連敗を3でストップ。敗れたDeNAは、先発の三嶋一輝投手が5回8失点と振るわなかった。

8試合連続二桁奪三振は、メジャーでは1999年にペドロ・マルティネス投手、2015年・2017年にクリス・セール投手が記録。則本はメジャー記録に並んだ。



■阪神、オリックスとの接戦を制す…福留孝介が決勝打

阪神は6月8日、京セラドーム大阪でオリックスと対戦。福留孝介外野手が決勝打を放ち、3-2で接戦をものにした。

阪神は1-1で迎えた5回表、1死三塁の好機を作ると、中谷将大外野手が適時打を放って勝ち越しに成功。6回表には、福留が適時打を放ち3-1とリードを広げた。その後、オリックスに1点差に迫られるも、5回2失点と先発の役割を果たしたメッセンジャーの後を受けたリリーフ陣が踏ん張り、1点差を守り切った。

敗れたオリックスは、先発のディクソン投手が6回途中3失点と粘りの投球を見せたが、打線が援護できなかった。



■広島が5連勝、岡田明丈が7回途中1失点…日本ハムは5連敗

広島は6月8日、札幌ドームで日本ハムと対戦。先発の岡田明丈投手が7回途中1失点と好投を見せ、5-3で勝利した。

広島は初回、鈴木誠也外野手が2点本塁打を放ち幸先よく先制。5回表には、走者一、二塁の好機を作ると、丸佳浩外野手が適時二塁打を放ち3-0。その後、日本ハムに1点差まで追い上げられるも、9回表に會澤翼捕手が犠飛を放ち、貴重な1点を追加した。

投げては、岡田が好投を見せて今季6勝目。チームの5連勝に貢献した。敗れた日本ハムは広島と同じ9安打を放ちながらも好機を生かせず、あと一歩およばなかった。



■ソフトバンク、一発攻勢でヤクルトを粉砕…柳田悠岐は2試合連発

ソフトバンクは6月8日、ヤフオクドームでヤクルトと対戦。柳田悠岐外野手が2試合連続の本塁打を放つなど打線が爆発。15-0で大勝した。

ソフトバンクは初回、柳田の犠飛で幸先よく先制すると、3回裏には指名打者・デスパイネが今季第17号となる2点本塁打を放つなど一挙6点を奪う。さらに6回裏にも、デスパイネのこの日2本目の本塁打や松田宣浩内野手の一発など6点を追加し、ヤクルトを突きはなした。

投げては、先発の中田賢一投手が今季5勝目。リリーフ陣も好投しヤクルト打線を完封した。敗れたヤクルトは投打ともに振るわず、泥沼の8連敗を喫した。



■ロッテ・鈴木大地が4安打4打点、連敗を4でストップ…中日は鈴木翔太が誤算

ロッテは6月8日、ZOZOマリンスタジアムで中日と対戦。鈴木大地内野手が4安打4打点の活躍を見せるなど投打がかみ合い、9-5で勝利した。

ロッテは0-2と2点ビハインドで迎えた2回裏、ダフィー内野手の適時打で1点を返すと、3回裏には指名打者・パラデスの適時打で同点とし、続く走者一、三塁の場面で鈴木が適時打を放ち勝ち越しに成功した。

その後、3-5と逆転されて迎えた5回裏には、ダフィーの適時打や三木亮内野手の適時内野安打で6-5と逆転に成功。6回裏には再び鈴木が適時打を放つなど打線がつながり、9-5とリードを広げた。

投げては、2番手の大嶺祐太投手が今季2勝目を挙げた。敗れた中日は、先発の鈴木翔太投手が5回途中6失点と誤算だった。

《浜田哲男》

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