Bリーグ副チェアマンに千葉ジェッツふなばし、島田慎ニ代表が異例の抜擢…川淵三郎「世間でも例を見ない」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

Bリーグ副チェアマンに千葉ジェッツふなばし、島田慎ニ代表が異例の抜擢…川淵三郎「世間でも例を見ない」

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  • 大河正明…理事長候補
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5 月 31 日、B.LEAGUE(Bリーグ)会議室にて記者会見が開催され、川淵三郎氏が2017年9月以降のBリーグ常勤役員体制を発表した。正式な就任は9月末の総会によって執り行われるが、実質的な就任であり、候補らはBリーグの組織運営に関わっていく。

副理事長候補には、千葉県船橋市を本拠地としてBリーグで活動するプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」を運営する千葉ジェッツふなばし代表取締役の島田慎ニ氏が就任した。

島田慎ニ…副理事長候補

リーグ組織内のいちクラブから組織運営に携わる人間が選出されるという、異例の抜擢となった。

川淵氏はこの選出について「世間でも例を見ない。しかし、例を見ないからこそBリーグは現在のように成り立ってきた。変な意見は気にすることはない」と言及した。

「チェアマンを長くやるつもりは無く、いかにBリーグ運営にふさわしい人材を見つけるかが最初の仕事だった」と川淵氏。早い段階から島田さんの存在には目をつけていた。

「この1年、Bリーグは順調にきた。この勢いは落ちないとは思うが、経営という観点からBリーグを見ることのできる、大河正明氏(理事長候補)の補佐役がいると感じていた」(川淵氏)

アプローチを続けた結果、「『千葉ジェッツふなばし』代表を辞めないで、大河氏の下で働けるなら考えてもいい」という返事が島田氏より返ってきたため、今回の抜擢に繋がったのだという。

「どうしても『プライベートのクラブがリーグ組織に入ると、自分のクラブに有利なことを進めるのではないか』という意見が出てくるかもしれないが、島田さんはそんなケチなこと言わない。私はケチなことを言う人を選ばない。大局観を見て、誰が一番いいのか判断している」(川淵氏)

島田氏は、数年以内の目標として「15億程度の売上げを数チームくらいが出せるように。10億を超える売上げのチームも沢山出てくるようにしたい」と明かす。

経営不振だった千葉ジェッツを立て直した手腕を、今度はBリーグ全体の運営の場でも発揮する。

■常勤理事

大河正明…理事長候補
島田慎ニ…副理事長候補
葦原一正…乗務理事候補

《大日方航》

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