男子テニスのロジャー・フェデラーが全仏オープン欠場を発表した。今シーズンのフェデラーは全豪オープン、マイアミ・オープンで優勝し好調だったが、クレーコート大会は全仏オープンを除き欠場すると発表してきた。その予定に修正を加える。
昨シーズン負ったヒザの怪我から見事なカムバックを果たしたフェデラー。体力の消耗が激しく身体に負担のかかるクレーコート・シーズンをスキップし、今夏のウィンブルドンで前人未到8度目の優勝を目指す。
「クレーで1大会にだけ出場するのは、残りのシーズンに向けた自分のテニスと体力的な準備の面を考えると、ベストな選択ではないと判断した」
今回の決断をフェデラーは、「この1ヶ月準備をしてきたが、今後も長くツアーに参加するため、今年はクレーコート・シーズンをスキップしてグラスコートとハードコートに備えることが最善の判断だと感じた」と説明している。
この発表にファンからは、「ラファの調子が良さそうだからね。グラスコートに万全の状態で出てきてほしい」「懸命な判断だと思う。彼には全仏で守るべきポイントもないしね。彼が長くプレーすることを望む」「ぶっつけで全仏は厳しいだろう。驚くべきはなしではない」などの反応が寄せられている。
《岩藤健》
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