ドイツ・ブンデスリーガ第32節が5月6日に行われた。香川真司の所属するボルシア・ドルトムントはホッフェンハイムとホームで対戦し2-1で勝利した。香川は後半35分から出場している。
4位のドルトムントが3位のホッフェンハイムをホームに迎えた一戦。3位で今シーズンを終えるためには負けられない試合で、ドルトムントは前半4分にマルコ・ロイスが決めて先制する。
立ち上がりにリードを奪ったドルトムントだが、その後は徐々にホッフェンハイムが盛り返し始める。アウェイチームにペースをつかまれたまま1点リードで前半を追えた。
後半が始まっても主導権を握るのはホッフェンハイム。だが決定力を欠いてゴールが奪えない。その代償を支払わされたのは後半37分。味方のシュートがポストに当たった跳ね返りをピエール・エメリク・オーバメヤンが押し込み、ドルトムントがリードを2点に広げた。
ホッフェンハイムは同41分にようやく1点を返すも時すでに遅し。ドルトムントがホームで逃げ切り3位に浮上した。
「我々の見せた闘争心は非常に際立っていた」とトーマス・トゥヘル監督。チームの戦いぶりに強い満足を示し、「ホッフェンハイムも素晴らしい戦いをしていた。彼らはトップレベルのチームだ。勝てたことを嬉しく思う」と対戦相手を称えた。
「だが何より大事なことは、これが決勝戦ではないということだ。シーズンはまだ終わっていない。3位を確保できたわけでもない。緊張感を失わず、もう仕事を終えたとは思わないこと。それが極めて重要だ。最後の3週間にこのレベルを維持していくことが我々の義務だ」
《岩藤健》
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