クジラの写真を撮り続けている、マイケルさん一家。
毎年の冬、生態調査をするために様々なクジラを追っているそうです。
ある日のこと。
海にやってきたマイケルさん一家は、瀕死のザトウクジラを発見します。
一家で力を合わせザトウクジラを助けると、なんと素敵な恩返しが…!
2011年2月、カリフォルニア湾を訪れたマイケルさん一家。
そこで、漁で使う網に引っ掛かってしまったザトウクジラを発見します。
身動きが取れない状態だったため、ザトウクジラは微動だにしませんでした。
発見当初は、死んでいるのではないかと思ったそうです。
マイケルさんはザトウクジラに近づき、生存を確認します。
しかし、かなり衰弱していたため、このままでは本当に死んでしまう可能性があります。
マイケルさん一家は、すぐにザトウクジラの救出を開始しました。
体中に絡まった網を切り、それを船に手繰り寄せる。
その作業を繰り返すこと1時間。
ようやく絡みついた網をすべて取り除くことに成功!
マイケルさん一家には歓喜の声があがりました。
こうして無事に救出されたザトウクジラ。
海に帰るとき、まるで一家に恩を返すかのような姿を見せたのです。
※6:20から開始されます
水上を何度も飛び跳ね、マイケルさん一家を楽しませるザトウクジラ。
その回数は40回にも及んだそうです。
マイケルさんは言います。
「ザトウクジラは、再び自由になった嬉しさを表現していたのだろう」と。
しかし、本当にそれだけでしょうか。
『助けてくれてありがとう!』
ザトウクジラが見せた力強いジャンプ。
それには助けてくれたマイケルさん一家への、感謝の気持ちも込められていたと思います。
素敵な恩返しをしてくれたザトウクジラ。
自由でいられる幸せと感謝の気持ちを抱きながら、今もどこかで泳いでいることでしょう。
《記事提供:@Heaaart》
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