前半から攻勢を仕掛けたマンチェスター・Uだがゴールは奪えず、好機を逃し続けると前半22分にフィル・ジャギエルカのゴールで先制されてしまう。
追いつきたいマンチェスター・Uは後半26分、ズラタン・イブラヒモビッチのダイビングヘッドが決まったかに思われたが、オフサイドの判定により取り消された。
試合は後半アディショナルタイムにルーク・ショーのシュートが相手のハンドを誘い、これで得たPKをイブラヒモビッチが決めて引き分けに持ち込んでいる。
試合後にジョゼ・モウリーニョ監督は、「パフォーマンス自体は非常に良かったとは言えないが、後半のチームスピリットは素晴らしかった」と引き分けに持ち込んだ選手を称賛。イブラヒモビッチのゴールが取り消された場面に対しては、「もしVAR(ビデオ判定)があれば、我々が2-1で勝っていた。あれはオフサイドではなかった」と不満を漏らしている。
これは審判批判ではなく、線審にとっても難しい場面だったのだとモウリーニョ監督。テクノロジーの導入が誰のためにも良いとVARの早期導入を促した。
監督「後半のスピリットこそチームに必要なもの。前半が良くなかったので自信を失っていた選手もいた。後半はマルアンとズラタン、リンガードを絡めたプレーを指示し、ルークも投入した。ズラタンのヘディングは、将来的にVARが導入されればゴールと認められ、我々が勝っていただろう」 #MUFC https://t.co/HqWiAWSt0j
— マンチェスター・ユナイテッド (@ManUtd_JP) 2017年4月4日
この試合にファンからは「まあ、あれはオフサイドじゃなかった」「自分にはオフサイドに見えたけど、ビデオ判定あれば結果がどうあれスッキリする」「これだけ引き分けが多いと厳しいが、怪我人も多い中でELも戦ってるわけだから仕方ないのかな」「マンUのいないCLは寂しいな」などの声が寄せられている。