日本人初の3年連続開幕投手を任された田中。オープン戦では6試合に登板して防御率0.38と支配的な投球を続けていたが、この日は制球が定まらず苦しいピッチングになる。初回に連打と犠牲フライで3点を失うと、二回にはエバン・ロンゴリアに2ランを浴びた。
三回に入っても調子の上がらない田中は、ローガン・モリソンにも一発をくらう。ゲーリー・サンチェスの要求は外角低めだったが、構えたミットとは真逆の真ん中やや内側のコースへ投げる失投だった。
開幕戦の緊張感もあったと話す田中。試合後の会見では気負いすぎていたと振り返り、役割を果たすことができなかったと語っている。
自身の公式ツイッターを更新した田中は、「今日は本当に何も出来なかったです。情けない。映像も見返しましたが、酷すぎますね…」と自分の投球に絶句。「気持ちもボールも全然コントロール出来ていない」と反省したが、問題点は映像を見てわかったので、次回登板では修正したいと前向きなコメントもあった。
今シーズン初登板を終えた田中にファンからは、「シーズン始まったばかり頑張って」「今日全部悪いものを出し切ったと思いましょう」「まだまだシーズンは始まったばっかりです!」「今シーズンの一番悪い投球が出たと思って頑張りましょう」などの声が寄せられている。
今日は本当に何も出来なかったです。
— 田中将大/MASAHIRO TANAKA (@t_masahiro18) 2017年4月3日
情けない。
映像も見返しましたが、酷すぎますね…。
気持ちもボールも全然コントロール出来ていない。
しかし問題点は映像を見て何となくわかったので、何とか修正して次の登板に臨みたいと思います。 pic.twitter.com/b5qdGgzhtj