ドイツ・ブンデスリーガ第26節が4月1日に行われ、香川真司の所属するボルシア・ドルトムントはシャルケと1-1で引き分けた。香川は後半8分にピエール・エメリク・オーバメヤンの先制ゴールをアシストしている。
前半からアウェイで積極的なプレーを見せたドルトムント。だがシャルケも粘り強い守りを見せ、なかなかシュートまで持っていけない。待望のゴールは後半8分。カウンターで一気に攻め上がると香川が相手DFの裏へ飛び出し、最後は横を走っていたオーバメヤンにパスしてドルトムントが先制する。
その後もゴールを狙って攻め続けるドルトムントだったが2点目は奪えない。そして後半32分、CKからの流れでティロ・ケーラーに同点ゴールを決められ、敵地での勝ちを逃した。
この試合をドルトムントのトーマス・トゥヘル監督は、「我々はより長い時間試合をコントロールしたが、試合展開をスピーティ―なものにすることができなかった。シャルケの守備はコンパクトだった。速い攻撃を仕掛けてもシュートまでに時間がかかり過ぎてしまった」と振り返っている。
「我々のほうがより多くのチャンスを作った。後半はさらに良くなったし、より試合を支配してスペースを作りながら危険な攻撃ができた。先制点を取るにふさわしかった。だが多くのチャンスを決めきることができず、追加点を奪えなかった」
《岩藤健》
page top