明治安田生命J1リーグ第5節が4月1日に行われ、ジュビロ磐田が清水エスパルスに3-1で勝利した。4年ぶりに行われた『静岡ダービー』は中村俊輔が全得点に絡む活躍を見せ、磐田が完勝している。
試合開始早々に先制したのは磐田。前半5分に川又堅碁が倒され獲得したFKを中村がゴール前に入れ、森下俊が頭で合わせネットを揺らした。磐田は同37分にも再び中村のFKから追加点を奪う。ゴール前で大井健太郎が競り合ったこぼれ球をムサエフが蹴り込む。
前半をリードして折り返した磐田は後半3分、中村のパスを川又がワンタッチで折り返し、川辺駿が冷静に決めて3-0とした。
清水も後半アディショナルタイムに鄭大世のオーバーヘッドで1点を返すが、それ以上の反撃には時間が残されていなかった。
全得点に絡んだ中村を磐田の名波浩監督も、「セットプレー云々もそうですが、何気ない“ため作り”とか、豪快なサイドチェンジとか、見ている人が喜ぶようなゲーム作りをしてくれたのではないかなと。改めて個で勝ち点3を持っているなと思いますね」と絶賛した。
4年ぶりの静岡ダービー勝利にファンからは、「静岡ダービーを見られる幸せ」「王国磐田復権の足掛かりにしたい大きな幸せなダービーの勝利をありがとう!」「盛り上がった試合でしたね」「見てて気持ちが良い試合でした」などの声が寄せられている。
《岩藤健》
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