菊池雄星が開幕戦初勝利、7回1失点でエースの働き「監督にウイニングボールを渡したかった」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

菊池雄星が開幕戦初勝利、7回1失点でエースの働き「監督にウイニングボールを渡したかった」

スポーツ 選手
野球ボール イメージ
  • 野球ボール イメージ
2年連続の開幕投手を勤め上げたあと、西武の菊池雄星は「ホッとしてます」とヒーローインタビューで語った。岸孝之が楽天に移籍した今シーズン。菊池にはこれまで以上にエースとしての期待がかけられる。そのなかで迎えた開幕戦を勝利で飾れた率直な感想が漏れた。

昨シーズンの日本一チーム相手に7回を投げ被安打4、失点1。堂々たる内容を菊池は「チームが勝てばいいんで、1イニングでも長く、1点でも少なく抑えようと思って投げました。本当に野手のファインプレーによって助けられた試合だったので、野手に感謝ですね」と振り返る。

今シーズンから就任した辻発彦監督に初勝利をとの想いもあった。

「監督も初めての試合ということで、絶対にウイニングボールを渡したいという思いがあったんで、渡せて良かったです。これからも多くの勝ちを監督にプレゼントできるようにがんばります」

注目された花巻東の後輩・大谷翔平との対決では先輩の意地を見せた。初回の第1打席から徹底した内角攻め。最後は外角低めのスライダーを空振りさせる。打たれた第2打席、第3打席もコースは内角だった。コースに投げ切る菊池も、それを打つ大谷も開幕からハイレベルなプレーを見せた。

投打ともに圧倒した西武。昨シーズン101失策を喫した守備でも好プレーが飛び出し、「まさに圧倒した試合だった」「常勝西部、復活間違いなし。今年は優勝だ」「雄星は勝つ投球に徹してた。今年はタイトル争いいけるぞ」「菊池投手、堂々のピッチングでした!野手の皆さんも全員野球でおみごとでした!!」「今年のライオンズは面白いかもしれないと思える試合だった」とファンの意気も高い。
《岩藤健》

編集部おすすめの記事

page top