ドイツ・ブンデスリーガは今シーズンもバイエルン・ミュンヘンの一人旅が始まっている。開幕からしばらくは大迫勇也のケルンや、長谷部誠のアイントラハト・フランクフルト、そして躍進著しいRBライプツィヒが上位争いを盛り上げた。
だがスタートダッシュで出足がつかなかったバイエルンも、ウィンターブレイク前後から本来の力を発揮。現在では2位のライプツィヒを勝ち点で13ポイント離す。
クラブOBのジオバネ・エウベル氏は、今シーズンのバイエルンはスタートダッシュに失敗したと振り返ったが、新指揮官が選手たちを把握してからは心配していないと言う。
「アンチェロッティはバイエルンの全員を知るため少し時間が必要だった。だがウィンターブレイク後には状況が良くなってきた。アーセナル戦も見ての通りだ」
4月8日にボルシア・ドルトムントとの対戦がある。ライバルとの対決にもエウベル氏は、バイエルンの選手はトップレベルであり、負傷中のドウグラス・コスタを除けばコンディションも悪くないと勝利に自信を覗かせた。
《岩藤健》
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