プロボクシングのWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチが3月18日に行われ、4階級制覇王者ローマン・ゴンサレスが同級2位で元王者のシーサケット・ソールンビサイに0-2の判定で敗れた。ゴンサレスはデビュー47戦目にして初黒星。
第1ラウンドから打ち合いになった試合は、いきなりゴンサレスがダウンを奪われる波乱の幕開け。さらにゴンサレスは第3ラウンドに偶然のバッティング(頭突き)から右目尻をカットして出血。この試合はたびたびバッティングが見られた。
中盤はゴンサレスが打ち返すも第6ラウンドにまたバッティング。ゴンサレスを出血させたシーサケットに減点1が与えられる。
終盤も激しい試合になる。シーサケットのパワーにゴンサレスも回転速度と精度で打ち返した。だが最終ラウンドはシーサケットが足を使ってポイントを守りきった。
無敗記録がストップしたゴンサレスにファンからは、「嘘だろロマゴン」「無敗のまま井上尚弥と戦ってほしかった」「やはりスーパーフライは厳しかったか。フライに落としたほうがいいと思うけどプライドが許すかな?」「ロマゴンもし階級下げるなら井上とやるより先に井岡とやるんじゃ…」などの声が寄せられている。
《岩藤健》
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