フランスサッカー連盟は3月16日、ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選に臨む代表メンバーを発表した。今回は18歳の新鋭FWキリアン・ムバッペが選出されている。
リーグ・アンのモナコに所属するムバッペは、2016年にU-19欧州選手権にフランス代表として参加し5得点を挙げた。15日に行われたマンチェスター・シティとのUEFAチャンピオンズリーグでも、前半8分に先制ゴールを決めている。
フランス代表のディディエ・デシャン監督はムバッペを同国代表のレジェンド、ティエリ・アンリ氏に似ていると評価した。
「世代の違う選手を比べたくはないが彼らには似たような特徴がある。どちらもスピードがあり相手を抜くことができる。キリアンにはティエリ・アンリと同じようなキャリアを歩んでほしい」
まだ18歳と若い選手だがムバッペは成熟した落ち着きを持っており、そういうところもアンリ氏の若いころとそっくりと評価する。
「私はアンリが非常に若いころに知り合ったが彼はすでにとても成熟していた。それはキリアンも同じだ。正しい決断をするために明確な答えを持っているということだ。特にGKとの1対1の場面では非常に落ち着いている。これほどの若さでは珍しいことだ。だからこそ高い決定力を発揮できる」
《岩藤健》
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