奇跡の大逆転劇から4日後。バルセロナはリーガ・エスパニョーラ第27説でデポルティボ・ラ・コルーニャに1-2で敗れた。試合後の会見でルイス・エンリケ監督は、パリ・サンジェルマンとの激闘の影響があったと語っている。
前半終了間際の失点から、後半の立ち上がりにルイス・スアレスのゴールで追いついたバルセロナ。しかし、勝ち越し点が奪えないでいると後半29分、デポルティーボのアレックス・ベルガンティニョスに決勝点を決められた。
「厳しい試合になると分かっていた。試合は常に前回の試合で起きたことに影響を受けるものだ。いつだって悲観的になるより夢見心地で試合に臨むほうがずっと良いが、我々のあの経験のあとでは難しくなるだろうとは分かっていた」
今節の結果によりバルセロナは首位の座をレアル・マドリードに明け渡した。残り試合数が1ゲーム少ないレアルにリードを奪われたことで、再びバルセロナは優勝争いで後手に回ることになる。
《岩藤健》
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