リーガ・エスパニョーラ第27節が3月11日に行われるのを前に、アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督が会見に臨んだ。
現在4位につけているアトレティコだが3位のセビージャとは勝ち点7差。レアル・マドリードには10ポイント差、バルセロナは11ポイント先にいる。こうした状況でシメオネ監督は現実的な目標を、来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権が得られる4位フィニッシュに設定した。
「今後5週間でたくさんのことが決まってくると思う。レアル・ソシエダはどんどん良くなっている。ビジャレアルは素晴らしいサッカーをしている。セビージャは王者であるかのようにプレーする。だから現状で我々が目指すのは4位でフィニッシュすることだ」
上位陣とは大きな差がついたアトレティコ。一方で下位チームとは大きな差がない。5位のソシエダは1ポイント差、6位のビジャレアルとも4ポイント差だ。ひとつの取りこぼしが命取りになる。
シメオネ監督も楽な目標ではないと表情を固くしていた。
《岩藤健》
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