侍ジャパンは初回、青木宣親外野手（アストロズ）がフェンス直撃の二塁打で出塁すると、続く4番・筒香嘉智外野手（DeNA）がライト線に落ちる適時打を放って幸先よく1点を先制。
その後、犠飛でキューバに同点とされるも、4回裏には指名打者・山田哲人（ヤクルト）があわや本塁打という適時二塁打（観客がフェンス際で捕球したためビデオ判定になり、結果二塁打に）を放って2-1と勝ち越し。続く5回裏には、四球で出塁した中田翔内野手（日本ハム）が二盗を決め、坂本勇人内野手（巨人）の三塁線を破る適時打で本塁に生還。続く好機に、松田宣浩内野手（ソフトバンク）が3点本塁打を放って6-1とリードを広げた。
投げては、先発の石川歩投手（ロッテ）が4回を投げて1失点と好投を見せるも、2番手の則本昴大投手（楽天）がキューバ打線につかまり3失点。その後は継投策に出るも、5番手の秋吉亮投手（ヤクルト）が2点適時打を浴びるなどリリーフ陣が精彩を欠いた。
しかし侍ジャパンは、追いすがるキューバに対して、7回裏には筒香が2点本塁打、8回裏には松田の適時打や小林誠司捕手（巨人）の犠飛などで再び突きはなした。
乱打戦となり投手陣に不安は残しながらも初戦を制し、好スタートをきった侍ジャパン。3月8日はオーストラリア代表と対戦する。
Japan offense has a field day, posting an 11-6 win over Cuba to begin their #WBC2017! pic.twitter.com/whA7f4RoAR
— WBC Baseball (@WBCBaseball) 2017年3月7日
