賭けが裏目に出たアーセナル…サンチェスの先発落ちは「空中戦に強い選手を使いたかった」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

賭けが裏目に出たアーセナル…サンチェスの先発落ちは「空中戦に強い選手を使いたかった」

スポーツ 短信
アレクシス・サンチェス 参考画像(2017年3月4日)
  • アレクシス・サンチェス 参考画像(2017年3月4日)
アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は3月4日、リバプールとのイングランド・プレミアリーグ第27節でアレクシス・サンチェスを先発から外し1-3で敗れた。

前半のアーセナルは低調なパフォーマンスに終始し、ほとんどホームチームのリバプールがボールを支配した。それは2失点を喫し0-2というスコアで折り返したことにも表れている。

サンチェスは得点ランク首位タイの選手。彼をベンチスタートにした理由をベンゲル監督は、「より直接的なプレーをするため、空中戦に強い2選手を使いたかった」と説明している。

「後半にサンチェスを投入しようと思っていた。後半にはストライカーたちがプレーしやすくなり、ジルーやウェルベックのパフォーマンスに改善が見られた。より中盤を支配できていたからだ」

後半に入って盛り返したアーセナル。サンチェス投入の影響を認め、「誰もが同じ結論に達すると思う」と語ったベンゲル監督。小さくない代償を払うことになってしまったが、「私には冷静に影響を分析するだけの強さがある」と事実をありのままに受け止めていた。

「アレクシス・サンチェスが素晴らしい選手であることは否定しない。私は彼を獲得していつも起用してきた。彼は我々とともにうまく成長できたと思う。こういう決断は簡単ではないが向き合わねばならない」
《岩藤健》

編集部おすすめの記事

page top