プロボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチが3月2日に行われ、王者の山中慎介が挑戦者で同級6位のカルロス・カールソンに7回TKO勝ちした。山中は世界タイトル連続12回防衛を果たし、具志堅用高氏の持つ日本記録13回連続防衛に王手をかけた。
序盤は慎重な入りを見せた山中だが徐々にエンジン全開。5回には“神の左”と呼ばれる得意の左ストレートが決まり、挑戦者から2度のダウンを奪った。山中は6回にもダウンを奪い、7回にもダウン。さらに畳み掛けて、このラウンド2度目のダウンを奪ったところでレフェリーが割って入った。
カールソンも気持ちと身体の強さを見せて何度も立ち上がり、そのたびに打ち返してきたが山中の左はそれを上回った。
KO防衛で日本記録へ王手をかけた山中にファンからは、「相手もかなりしぶとかったが、よくやった」「ここまできたら日本記録更新してもらいたい!!!」「神の左はやっぱり凄かった」「山中チャンピオン強すぎ!「今日もまた面白い試合内容だった」などの声が寄せられている。
《岩藤健》
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