セリエAのASローマは3月1日、コッパ・イタリア準決勝ファーストレグでラツィオと対戦する。ともにローマを本拠地にするチームのダービーマッチだ。
ライバルとの対戦を前にローマのルチアーノ・スパレッティ監督は、「ダービーには三重の意味がある」と力説した。
「二重ではなく三重だ。まずはその試合自体の価値。それから決勝進出のチャンス、それが最も重要なことだ。しかも決勝はローマでの開催だ。そしてサポーターのためにも重要だ。そのことは十分に意識している」
9年ぶり10回目のコッパ・イタリア制覇を目指すローマ。スパレッティ監督は選手たちの準備に自信をのぞかせた。
「我々は試合に近づくにつれて、いつも全力を出し切って準備している。選手たちの姿勢が間違っていたところは見たことがない。彼らは試合に集中する姿勢を十分に見せてくれている」
《岩藤健》
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