昨シーズンのJ2リーグで2位に入り、1年でのJ1復帰を果たした清水。前半3分には新加入の野津田岳人が右サイドからクロスを上げ、鄭大世が反転しながらのボレーシュートでゴールを狙ったが、これはクロスバーの上を越えていった。
神戸にボールを持たれる時間が長くなっても決定機は作らせず、集中した守備が試合開始から続いた。しかし後半26分、CKから最後は橋本和に押し込まれて失点。J1復帰戦を白星で飾ることはできなかった。
#Jリーグ ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) 2017年2月25日
明治安田J1 第1節
#清水エスパルス 0-1 #ヴィッセル神戸
#橋本和(71分)
右CKの混戦から詰めた決勝ゴール!https://t.co/qMzTO3gkl0 pic.twitter.com/s0fHWeleJB
試合後のコメントで鄭大世は、「お互いチャンスがないなか、セットプレーの集中力ひとつで勝敗が分かれてしまった」と敗戦を振り返り、失点後にミスが増えたことを今後の課題に挙げた。
「個人的にはシュートを4本打ったので、その中でひとつでも決まっていれば。もっと攻撃の時間を増やして、ポゼッションやサイドからのビルドアップの質を高めていきたい。守備は組織を保ってコンパクトにできていた。手応えは感じている」
昨季2ndステージ2位の神戸と好ゲームを演じた清水にファンからは、「決して悲観する内容じゃない」「自分たちのサッカーを信じ続ければ自ずと結果は出るはず」「守備は本当に良かったと思う!!! 立ち上がりにしっかりプレスかけて相手を自由にさせなかったのは本当に良かった」「復帰最初のホームゲームを落としたのは残念だけど、今後に期待したい」などの声が寄せられている。