2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)開催を前に、国際サッカー連盟(FIFA)とロシア当局が暴力的なトラブルへの対応を進めるなか、英国『BBC』がロシア人フーリガンにインタビューした。
目出し帽を被ってカメラの前に現れた男は、ロシア当局の取り締まりは厳しいものになると分かっているが、それでも何かをやろうとする者は100パーセント出てくると語った。
「何が起こるかは分かっている。何かを主催できそうな者やリーダーになれる者たちは、当局に引きずり下ろされ阻まれてしまうだけだろう。旧世代の人間たちのことを考えれば、我々にとっては本当に厳しい年になる。我々全員がそう認識している」
それなら英国のファンが恐れる必要ないかとの問いに、「分からないね。来てみれば分かるだろう。もちろん何かしようとする者もいる。それは100パーセントに近いことだ。100パーセント保証されている」と答えた。
最後にどうすれば被害に遭いにくくなるかという質問にも答えている。
「どうすればやられないか?良い質問だ。家族や子どもたちと一緒にいればいいかもしれない。男の友人たちと一緒にいるなら酷い目に遭うことを覚悟すべきだ」
《岩藤健》
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