バイエルン・ミュンヘンのカルロ・アンチェロッティ監督は2月11日、FCインゴルシュタットに2-0で勝利したドイツ・ブンデスリーガ第20節のあと、「アーセナル戦に向けて良い戦いができた」と手応えを口にした。
主導権を握って試合を進めたバイエルンだが、惜しいシュートを2度ゴールライン上で掻き出され得点が入らない。スコアレスのまま時計は後半45分に差し掛かる。ここでバイエルンはアリエン・ロッベンがドリブルで仕掛け、トーマス・ミュラーが右サイドからクロス。最後はアルトゥーロ・ビダルが決めて終了間際に先制した。
待望の先取点を奪ったバイエルンは1分後、再びロッベンがドリブルで仕掛け味方とのパス交換でエリア内に侵入。ゴールネットを揺らしてダメ押しした。
試合後の会見でアンチェロッティ監督は選手たちの精神面を評価し、「アーセナルとインゴルシュタットは別のチームでスタイルも違うが、今日と同じような姿勢や気概、気持ちの強さを見せることが大事だと思う」とコメントした。
15日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦を戦うバイエルン。この試合から修正すべき点はないとアーセナル戦にも自信を見せた。
「今日は良い試合をすることができた。また同じような姿勢での戦いを見せたい。それこそがアーセナル戦での重要なキーポイントになるだろう」
《岩藤健》
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