「第4回ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)が3月7日に迫っていることもあり、侍ジャパンの話題が主に展開されたが、2017年のペナントレースについてのトークにも花が咲いた。
日本ハムと西武が2017年シーズンの開幕カードとなっており、仮に開幕戦のマウンドに大谷が上がり、秋山が1番で先発すれば、いきなりの対戦となる。2選手は互いの対策や印象について語った。
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大谷翔平の対策を語る秋山翔吾
秋山は大谷について、「(打席の中で)どうしても真っ直ぐを頭から消せない」とし、「去年の最終戦で対戦した時は抜群に良くて、手も足も出なかった。とにかく真っ直ぐが打てないと勝負にならない」とし、昨季165kmの日本最速記録をマークした直球を警戒した。
大谷は秋山について、「いいバッターですし、投げ損じはきっちり打たれると思う。もし開幕に投げるのであれば、開幕という難しい試合で100%自分が持っているものを出せるかどうかだと思います」と話した。
また、「もし開幕投手となった場合(WBCで勝ち進んだ場合、間もなくシーズンが開幕することもあり)、時差もあるし、自分も経験したことがないので、やってみないとわからない」とした。
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秋山さんは、とにかくやさしいです
大谷は秋山の性格についても言及。「とにかくやさしいです。怒ることがあるのかな~」と秋山の人間性について語ると、秋山が「大谷君に怒ることはないです」と返答し、会場は笑いに包まれた。
シーズンではライバルでありながら、侍ジャパンではチームメートの2選手。2015年に行われたWBSC世界野球プレミア12でも共闘しており、息のあったところを見せていた。WBCでは投打の中心として大きな期待がかかっている。
J SPORTS では、第4回WBCの本戦全39試合及び壮行試合、強化試合を全て生中継する予定。