リバプールのユルゲン・クロップ監督は、1月15日に行われるマンチェスター・ユナイテッド戦を前に、マンチェスターUのアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンを「ワールドクラスの選手」と評価した。
今シーズンからマンチェスターUに加入したムヒタリアンはかつて、ボルシア・ドルトムント時代に指導した教え子。会見で記者からムヒタリアンとはどのような選手かと尋ねられ、「彼は最高のテクニックを速いテンポの中で発揮できる選手だ。そのふたつを組み合わせることができる選手はわずかしかいない」と答えた。
「フィニッシュにも優れており仕事への姿勢も素晴らしい。攻撃の様々なポジションでプレーできる。間違いなくワールドクラスの選手だ」
2016年を2位で終えたリバプールだが、2日のプレミアリーグ第20節でサンダーランドと引き分けたのを皮切りに、年が明けてから公式戦3試合で2分け1敗と勝ち星がない。順位も4位に後退し、勝ち点を落とせない状況でマンチェスターU戦を迎える。
一方のマンチェスターUは好調を維持している。昨年11月3日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ、フェネルバフチェ戦で敗れたあとは公式戦15試合連続無敗。一時は勝ちきれない試合が続くも最近は9連勝中だ。現在6位で4位のリバプールまでは勝ち点5差。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)へ返り咲くためにも、ここで上位クラブを直接叩いておきたい。
《岩藤健》
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