テニスの全豪オープンが1月16日に開幕する。世界ランキング5位の錦織圭は第5シードとなり、組み合わせ抽選の結果、初戦はアンドレイ・クズネツォフと対戦することが決まった。
今シーズン初戦のブリスベン国際では決勝まで進んだが、臀部の負傷もあってグリゴール・ディミトロフに敗れた。気になるコンディションについて錦織は、「まだ100パーセントではないが調子は良い。(全豪オープンまでは)まだ2、3日あるし、月曜日までには準備できるだろう」と話している。
「ブリスベンでは決勝で敗れたが、今シーズンは最高のスタートが切れたと思っている。ワウリンカに勝つなど良い4試合を戦うことができたので、全豪オープンを前にしっかり準備することができた」
続けて記者からベスト8の前にロジャー・フェデラーと当たる可能性もあるがと質問され、「ベストなニュースではない。厳しい」と苦笑いを浮かべた。昨シーズンの後半をケガで欠場したフェデラーはランキングを落とし、第17シードで今大会を迎えている。
2週間の長丁場を前に錦織は、「最初の数試合でどのような試合運びができるか。どれだけ自信を得られるかが大事になる」と展望を語った。
《岩藤健》
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