8月のリオデジャネイロ五輪でもふたつの金メダルを手に入れ、名実ともに世界の体操界を牽引する内村。アドバイザリースタッフ契約により日本体操界初となるプロ選手になる。「今まで誰もやったことのない領域に踏み込む」と意気込みを見せ、プロ選手になる決意は以前からあったことも打ち明けた。
「リオで金メダルをふたつ獲って帰ってきて、すごく体操が広まったという感覚があまりなかった。4年前のロンドンオリンピックが終わった後に、プロでやってみたいなとは思っていた。なかなか踏み込めず、リオも終わりこれだけ結果を残してきたので、今しかないと決心した」
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内村航平選手(右)がアシックスジャパンとアドバイザリースタッフ契約
過去の試合では赤のウエアを着ることが多かった。これまで所属していたコナミスポーツクラブも、日本代表のウエアも白地に赤を基調としたデザインだった。内村も「青を着ることがなかなかなくて、すごく新鮮で新しい」と笑みを浮かべる。
今後の目標について、「東京五輪で結果を残す。それが最低条件」とシンプルに応える。そこからさらに子どもたちを中心に、体操が普及する活動をアシックスとともに展開していくという。
この日は内村による書き初めも披露され、『挑戦』と力強く筆をふるった。
体操の内村航平選手、これからはプロ選手として活動します。
— CYCLE-やわらかスポーツ (@cyclestyle_net) 2016年12月21日
質問「体操界でプロ選手とアマチュア選手の違いは?」#内村航平 #アシックス #asics #体操 pic.twitter.com/1keMnAhQ02