エイベックス・グループのチャレンジド・スポーツ支援事業「avex challenged athletes」は、チャレンジド・スポーツの認知・普及を目的にしたパラスポーツプロモーション映像を公開した。
プロモーション映像には、小室哲哉が制作したオリジナル楽曲「one more run」が使用され、同社所属のリオパラリンピック日本代表の高桑早生が出演している。小室が同社のチャレンジド・アスリート支援事業に賛同したことから、今回のコラボレーションが実現した。
映像では、様々な葛藤を経験したパラアスリートが持つ「純粋でダークな一面」を表現。「試合で勝ちたい」「記録を更新したい」という競技に対する純粋な気持ちと、普段表には出さない「ライバルを蹴落としてやる」「絶対に自分が1番になってやる」という強い欲望を竜騎士であらわしている。
常に上を目指し、勝ちにこだわる貪欲さや内に秘めている闘争心を前線で戦う竜騎士となった高桑が表現し、表面上だけのスーパーヒューマンではなく、「本当の自分」も含めてパラアスリートのかっこ良さを伝える。
楽曲制作にあたり、小室はパラスポーツを「普通のスポーツと違って、テクノロジーと密な関わりがあってカッコいいと思う。楽曲ではスポーツの躍動感とアスリートの気持ちの強さを表現した」とコメント。「障がい者スポーツを生で観たい。という関心を多くの人に持ってもらえたら」と語っている。
高桑は、プロモーション映像のためにスタジオで大がかりな撮影を経験。「憧れでもあった竜騎士にもなれて貴重な経験が出来て楽しかったです。映像を見た方にはチャレンジド・スポーツにしかない魅力を、観る人それぞれに発見していただきたいです」とコメントしている。
《美坂柚木》
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