メジャーリーグ公式サイト『MLB.com』は12月13日、マイアミ・マーリンズが今オフの補強で田澤純一投手を獲得候補にリストアップしていると伝えた。実現すれば来シーズン、田澤とイチロー外野手がチームメートになるかもしれない。
『MLB.com』でマーリンズを担当するジョー・フリサロ氏は以前から、マーリンズはケンリー・ジャンセン投手を獲得したいようだと伝えてきた。だが、ジャンセンは5年総額8000万ドル（約92億円）でロサンゼルス・ドジャースとの再契約に合意。今オフの目玉になる補強は実現しなかった。
●ジャンセンがドジャースと再契約、5年92億円で合意
ジャンセンを逃したマーリンズは、頑健なリリーフ投手の獲得に狙いを移していくとフリサロ氏は見ている。FA市場でマーリンズの興味を引く存在として5名の投手をリストアップ、その中に田澤の名前も含まれていた。
田澤についてフリサロ氏は、「セットアップマンに最適。奪三振率が高く、レッドソックスでの過去4シーズンでは少なくとも年間53試合に登板した。耐久性の高さもチームの決定を促す要因になる」と紹介している。
ボストン・レッドソックスからフリーエージェント（FA)中の田澤。その去就にファンからは、「いいニュースきた！」「ロドニーの代わりならいい補強になる」「ロドニー放出したから抑えもあるかな。セットアップ向きだと思うけど」などの声が寄せられている。
《岩藤健》
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