浦和レッズ・ペトロヴィッチ監督、CS制度に疑問も「勝ち取りたい」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

浦和レッズ・ペトロヴィッチ監督、CS制度に疑問も「勝ち取りたい」

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浦和レッズのミハイロ・ペトロヴィッチ監督 参考画像(2015年4月21日)
  • 浦和レッズのミハイロ・ペトロヴィッチ監督 参考画像(2015年4月21日)
浦和レッズのミハイロ・ペトロヴィッチ監督が11月28日、Jリーグチャンピオンシップ(CS)の前日会見に出席した。年間勝ち点1位を獲得しても優勝が決まらない、さらにCSを戦わされることにペトロヴィッチ監督からは不満も漏れた。

対戦相手の鹿島アントラーズは1stステージ王者で年間勝ち点3位。CS準決勝で年間勝ち点2位の川崎フロンターレを破り、決勝まで駒を進めてきた。鹿島との対戦をペトロヴィッチ監督は、「チャンスは五分五分」と予想する。

「これまでも鹿島との対戦は、どちらに勝敗が転んでもおかしくない非常にきわどい、拮抗したゲームになっています。明日の試合も、決勝という舞台ですから決して簡単なゲームにはならないと思います」

最後の公式戦となった12日の天皇杯4回戦から2週間以上、試合間隔が空いていることは「リーグが終わってすぐ、決勝を戦えるに越したことはなかった」と不安も口にした。

年間勝ち点1位でも王者と認められないCS制度に対しては、「本来なら、我々がJリーグチャンピオンであってもおかしくはないが、ルールの中でまだタイトルを獲得できていない。ただ、我々は与えられたルールのなかでも、とにかく自分たちのやり方で勝ち取りたい」とタイトル獲得に意欲を見せた。


CS制度についてはサッカーファンからも、「なんで年間勝ち点1位のチームがこんな不利な状況で試合するの?」「それは鹿サポの自分も感じてる。ただ今年で終わりだから」「ルールだから仕方ないけど、釈然としないことが沢山ある」「最終節からCSまで空きすぎ」と多くの不満が寄せられていた。

■Jリーグチャンピオンシップ試合形式

ホーム・アンド・アウェーの2回戦。2試合終了時点の対戦成績で王者が決定。勝ち星が同じ場合は以下の順番で優勝チームを決める。

1.2試合の総得点(得失点差)
2.2試合のアウェーゴール数
3.年間順位上位チームの優勝(延長戦・PK戦は行わない)
《岩藤健》

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