男子テニス世界ランク3位のスタン・ワウリンカは、11月14日に行われたATPワールドツアー・ファイナルで同ランク5位の錦織圭に2-6、3-6で敗れた。試合後の会見で試合内容を振り返ったワウリンカは、「最高とは言えなかったのは確か」と力なく語った。
序盤からミスが多かったワウリンカ。立て直せないまま終わった試合を俯き加減で、「今日はコート上で解決策を見つけられなかった。あらゆる点において少しスローだった。自分のプレーや動きを繰り出すのに、とてもためらいが多かった」と語った。
「自分にできることと比較すると素晴らしい試合でなかったことは確かだ。僕にとっては最高の一日ではなかった」
対戦した錦織のプレーに対しては、「全体的に良いプレーをしていたと思う。最初からたくさんプレッシャーをかけてきた」と勝利に値するものだったとコメントした。
《岩藤健》
page top