男子テニスのATPワールドツアー・ファイナルで11月14日、錦織圭とスタン・ワウリンカの予選ラウンドが行われる。今季1勝1敗の相手との試合を前に、錦織がワウリンカ戦の展望を語った。
「(ロジャーズ・カップで)勝っているが全米オープンでは負けているので、どっちみちタフな戦いになる。しなくてはいけないことは、しっかり頭に入っている。トップ8の選手についてはみんな同じですけど、残り数日間あるのでしっかり作戦を立てて試合に挑みたい」
2014年にアジア男子初のファイナル進出を果たした錦織。今年で3年連続となる出場に、「ここにいるのが当たり前のように感じている」と頼もしい言葉もあった。
「もう3年目だし、だんだん目標も高くなっている。1年目は分からないことだらけで、ここにいられる幸せを味わっていたけど、いまはここにいなくてはいけない。この8人の中でどう戦っていくかもチャレンジになるが、上に行くためには必要なこと。どこまで上に行けるかが大きな目標になる」
《岩藤健》
page top