YouTubeは現地時間3日、クリエーター向けブログを更新し、コメント欄にさまざまな新機能を加えると発表した。
新たに展開される機能は3つで、まずコメントの固定では、特定のコメントを推進したい際に、そのコメントを上部に固定し、強調表示をすることができる。次に、クリエーターによるハート付与機能では、ユーザーが気に入ったコメントに対して、Facebookの"いいね!"のようなリアクションを示すことができる。最後に、コメント欄へのクリエーターネームの表示機能では、クリエーターがコメントをする際に、それがクリエーターのコメントであるとわかりやすいように、タグのようなものがふられる。
こうした新機能に加え、YouTubeは、コメント欄での会話のトーンがより適切なものとなるように、今後数カ月以内で次のようなツールをベータ提供する考えを持っている。
まずは、コメントのモデレータツール。これはその名の通り、作品に寄せられたコメントを取捨選択し、話題にそぐわないものを排除できるツールだ。次に、単語やフレーズのブラックリスト化ツール。特定のワードなどを含むコメントが寄せられそうになったら、それを未然に防ぐことができるようになる。最後に、不適切コメントをレビューするツール。オプトインで同機能をオンにすることで、アルゴリズムによってはじかれたコメントが本当に正確な判断によってそうされたのかを、評価し、レポーティングすることが可能になる。
YouTubeは、こうした新機能の提供を通じて、クリエーター動画のコメント欄がより力強いコミュニティ機能を持つことを望んでいるという。
《Tsujimura@RBBTODAY》
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