2勝3敗と後がない状態で敵地に乗り込んだドジャース。先発マウンドにはエースのクレイトン・カーショウが上がった。しかし、カーショウは得意のカーブがストライクゾーンに決まらず、スライダーを投げれば長打される投球が続く。さらには外野手がフライを落球するエラーもあり5回、7安打5失点(自責4)、被本塁打2で降板した。
一方のカブスは先発のカイル・ヘンドリックスがドジャース打線を圧倒。初球いきなりヒットを打たれるが、コーリー・シーガーを併殺に打ち取ると、初回の攻撃を三人で終わらせる。二回に味方のエラーで走者を出すも、その後は17人連続アウトに打ち取りドジャースに反撃の糸口すらつかませない。
.@kylehendricks28 - a man on a mission.
— Chicago Cubs (@Cubs) 2016年10月23日
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八回に久々のヒットを許したところで降板したが、最後はアロルディス・チャップマンがドジャースの代打攻勢を無失点に抑えゲームセット。
投打にドジャースを圧倒したカブス。71年ぶりのワールドシリーズ進出にファンからは、「まさに横綱相撲。さすがにシーズン103勝するチームは強い」「今年はやっぱりカブスの年でしたね」「ワールドシリーズが楽しみ。どちらも緻密でバランスの取れたいいチーム」などの声が寄せられている。
カブスのジョー・マドン監督は、「あと4勝してパーティーだ」とワールドシリーズ優勝後のシャンパンファイトを楽しみにしていた。
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— Chicago Cubs (@Cubs) 2016年10月23日