試合は立ち上がりからバイエルンがボールを支配した。前半10分には最終ラインのマッツ・フンメルスから出た長いボールを、ダヴィド・アラバが折り返し、アリエン・ロッベンに先制ゴールが生まれている。
対するフランクフルトは5バックを敷きながらカウンター狙い。前半15分には左サイドからのクロスをティモシー・チャンドラーがボレーで狙う。惜しくもポストに弾かれるがホームの観客は沸き立った。
その後もチャンスを作り続けたフランクフルトは前半43分、エリア内に侵入したフスティ・サボルチが左足を振り抜いて同点ゴール。後半17分に1点を勝ち越されたフランクフルトだが、後半33分に追いつく。
途中出場の長谷部がブラニミル・フルゴタへパス。右に展開してチャンドラーが速いクロス、ゴール前でマルコ・ファビアンが胸に当てて押し込んだ。
このまま試合は終了。後半20分に退場者を出しながらも、フランクフルトが価値ある勝ち点1を獲得した。
フランクフルトのニコ・コバチ監督は、「残念ながら勝利は手にできなかったが、ファンに我々の全力を見せる事ができた」と試合後の会見で語っている。
《ニコ・コバチ監督・試合後記者会見・その1》
— Eintracht Frankfurt (@eintracht_jp) 2016年10月15日
「我々は2度リードされるも、バイエルンに追い付き、勝ち点1を手にした。残念ながら勝利は手にできなかったが、ファンに我々の全力を見せる事ができた。」#SGE #SGEFCB pic.twitter.com/sHTwKdmXR2