初戦で硬さもあったという錦織。そこをヤングに突かれ序盤は苦戦、第1セットを落としてしまう。だが第2セットからは気持ちも身体も上向いてくる。相手を左右に走らせ、第1セットでは浅くなったショットも深く打ち返していく。
第2セットをほぼ一方的に奪った錦織は、第3セットでも粘るヤングを振り切って勝利した。
「出だしあまり良くなくて、ちょっと硬さもありました。彼の攻撃的なプレーになかなかついて行けてなかったんですけど、セカンドから徐々に自分のリズムを取り戻せた。最終的に良いテニスで終われた」
連戦続きの夏場が終わり、デビスカップから約2週間の間隔が空いた。休養が取れたことで心身ともに良い状態で大会を迎えられたとも話している。
「コンディションは良いですね。今日の入りこそ1試合目なのでしょうがないですけど、デビスカップが終わってから休めたので、今週しっかり頑張りたいと思います」
.@keinishikori battles through @rakutenopen R1 with 46 62 62 win over Donald Young. More: https://t.co/BKSafg0BG2 #ATP #tennis pic.twitter.com/QLxqVwq3B3
— ATP World Tour (@ATPWorldTour) 2016年10月3日
逆転で初戦突破を果たした錦織にファンからは、「1セット落としたときはヒヤヒヤした」「ほんとハラハラさせられたよね…だいじょぶ、これいつもの錦織だし絶対勝てる!と思って応援したけど」「ヒヤッとする展開だったけど…2回戦進出おめでとう!」「ちょっとヒヤヒヤしたけど、2回戦も楽しみ」などの声が寄せられている。