大谷の登場は七回、2死一塁の場面。ここまで西武先発の岸孝之に押さえられてきた打線は、先頭の田中賢介が四球で塁に出るも岡大海、ブランドン・レアードが倒れこのイニングも突破口が見いだせないでいた。
この状況で代打に送られた大谷は、初球の内角高め真っ直ぐを強振。当たりはそれほど良くなかったが、センターとレフトの間に落ちる二塁打でチャンスを演出した。
規格外の活躍にファンからも、「明日の予告先発が代打で二塁打。大谷ほんまに凄い」「明日の予告先発が打者で出るとか異例すぎる!」「やっぱり打者大谷必要やー!」「漫画の世界。大谷翔平すげー」と絶賛の嵐だった。
だが日本ハムはこのチャンスを生かせず、試合は0-3で敗れ同日の試合でソフトバンクも勝利したため、残り1となったマジックを減らすことができなかった。
勝てばソフトバンクの結果に関係なく優勝が決まる28日の西武戦。日本ハムは大谷が先発マウンドに上がる。対する西武の予告先発は花巻東の先輩・菊池雄星。
今日の先発投手、大谷翔平。#lovefighters #宇宙一を目指せ #爆ぜる pic.twitter.com/yuswlKx0rI
— 北海道日本ハムファイターズ公式 (@FightersPR) 2016年9月28日
この投げ合いを制して大谷は日本ハムの優勝を決められるか。