DeNA・砂田毅樹、試合の流れを引き寄せる好リリーフ | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

DeNA・砂田毅樹、試合の流れを引き寄せる好リリーフ

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DeNAは9月23日に東京ドームで巨人と対戦、両チーム合わせて8本のホームランが飛び出す空中戦を12-4で制した。六回のピンチでは4番手で登板した砂田毅樹が好リリーフを見せている。

六回表にホセ・ロペスの2ランで試合を4-4の振り出しに戻したDeNA。だが直後のマウンドに上がったマイク・ザガースキーが、2死から四球と安打で一、二塁のピンチを招く。火消しに向かった加賀繁も坂本勇人に四球を与え2死満塁。

巨人の反撃ムードが頂点に達したところでマウンドに上がった砂田。阿部慎之助にファウルで粘られるが、10球目の直球を振らせて三振でピンチを脱した。

「ストレートには自信があるので、思い切り投げようと思って投げました」

気持ちのこもった投球で再び流れはDeNAに。七回に先頭の白崎浩之が勝ち越しソロ。筒香嘉智には試合を決定づける41号満塁弾が飛び出した。

勝利投手としてヒーローインタビューに呼ばれた砂田は、「クライマックス(シリーズ)は決まっても2位というのがあるので、絶対に勝とうと気持ちが入ってました」とコメント。クライマックスシリーズ本拠地開催に向け、巨人との直接対決に気合いがみなぎっている。

アレックス・ラミレス監督も砂田の好救援を、「本当に素晴らしいピッチングだったと思います。あの状況でマウンドに上がって阿部慎之助選手を三振に取るという、あのピッチングから流れはうちのチームに来たのではないかなと思います」と試合のターニングポイントに挙げた。


魂の1球にファンからは、「あの大量得点、チームの勢いをつけたのはあの回のピッチング。阿部をストレートで強気の投球で空振り三振に仕留めたとこが大きい」「あの三振で、白崎・ロペス・筒香と大量得点でした!お見事!」「巨人ファンの表情を一変させ、試合の流れを一変させた」「ここがやはり今日の試合のポイントでしたね」などの声を寄せている。
《岩藤健》

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